9月16日秋の三連休、TSUTAYAさんの店舗スペース内にスペースをお借りして、広報活動を行いました。
茨城第一号のアーティストさかいかなさんは、この通称ララツタで子どもワークショップを開催しています。さかいさんのご紹介で、スマイリングの活動を知っていただける機会を、素敵な店内のララツタさんで出来るなんて感激です。
お子さんの絵本コーナーの近くに、ブースを作らせていただきました。
絵本コーナーの隣で、お子さんたちがたくさん来てくれそうです。
おしゃれに木があるんです。ベンチが周りに囲ってあり、素敵な場所です。
K店長。お世話になります。
さかいさんの「ちょうちょをつくろう!」で、このシンボルツリーの周りにちょうちょが飛びます~。
さて、いよいよ当日。
娘を連れて、いよいよTSUTAYAさんへ。
すでにさかいさんがスタンバイしててくれました。
なんと可愛いディスプレイ♪
子どもたちが、「何が始まるの?」と近づいてきてくれました。
さかいさんは、このTSUTAYAさんで子どもワークショップを担当しているので、
子どもたちの誘導はお手の物。
「好きな柄をちょうちょに書いてね~」と、あっという間に満席になりました。
私は、娘と一緒にパンフレットを保護者の方に渡して、活動の説明をさせていただきました。皆さん真剣に聞いてくださって、「私なんて、健康な子なのに何だかんだ文句ばかり言ってしまう。こんな活動されてすごいですね」とおっしゃっていただきましたが、それは私も長女を育てるのに悩まされているところです。なんて、話をしていたら、とても可愛いちょうちょたちが出来ました。
目が見えない事を話すと、近くまで来てくれてちょうちょを見せてくれました。
たった2時間程度の広報活動でしたが、ある男の子のお母さんが「実はうちも脳性麻痺で・・・」と話してくれました。1歳半の男の子は、しっかり座れずにはいましたが、しっかりお兄ちゃんのことを見て、手を伸ばし、自分もやりたいとアピールしていました。先の見えない子育てに不安なお母さん。声が震えて、頭から離れない思いが溢れてしまったようでした。「辛い時も多いけど、その分喜びが大きいよ。私も娘も、まだ発展途上だけど、一緒に頑張りましょう」と話しました。
そして、もう一人のお母さんは、「うちはもう亡くなったんです。」と話してくれました。嫁ぎ先で生まれた娘さんは、3歳で亡くなったそうですが、ほとんど自宅に帰れなかったそうです。病院が生活の場、学びの場、余暇の場、そして治療の場・・・・。「こんな活動があったら、苦しい入院でも楽しい時間を過ごせますね。きっと求めるご家族は嬉しいですよ」と励ましていただけました。
普通に暮らしているようで、色々な事情がたくさんあることは分かっていたものの、このように出会うことが出来て私にとって活力になりました。
また定期的に広報活動をさせていただきたい。
広報活動にご協力いただいたご家族へ、病棟の子どもたちには会えなくても支援の形、応援する気持ちをつなぎたいと思いました。