SHJ茨城地区コーディネーターの五十嵐は、筑波大学附属病院内の小児患者保護者のおしゃべり会の代表もしております。
会が始まって毎年行われる夏祭りは、約一年前から、助成金の申請と、ボランティアスタッフを募集し、会員以外の在宅療養しているお子さん、また入院中の患者さんも気軽に参加していただける季節行事の一つです。
限られた空間、規制も多く、病気や障がいのある子が楽しめて、尚且つきょうだいや老若男女が楽しめるような内容でないとと思い、活動しながら、出会えたのがSHJの活動でした。
今回、壽ちんどん宣伝社さんが大活躍!
古い昭和時代の自転車を院内に持ち込み(きれいに掃除してあります)、紙芝居を披露してくださいました。
クイズを出しながらは、子供から大人まで「ハイハイ!」と手を挙げて、答える姿はまるで神社の縁日のような柿位ある雰囲気でした。30分ほどの時間の予定が10分もオーバー。それほど終わりがなかったです。
そして、子供たちがその他の縁日を楽しんでいる間、壽さんはちんどん屋さんの格好で、練り歩いてくれました。
〜〜〜〜〜〜壽さんの感想〜〜〜〜〜〜〜〜
。筑波大学付属病院の会やおしゃべり会には何度か顔を出しているので、知っている関係者も多く、夏休み企画でもあり、思った以上の来場者が居て、また子供たちも大人たちもスッタフの方にも、中々見られない街頭紙芝居とちんどん屋パフォーマンスを喜んでもらえ、私としてもこれだ!!私の目指していた活動は!!と、うれしい活動日となりました。
紙芝居みてくれる人には、親の確認もし、手慣れたおしゃべり会スッタフさんが棒付き飴を子供にも大人にも配布。これまたみなさんが子供心に返り、笑顔の増幅が出来た!!と、活動冥利に尽きました。
長期入院を余儀なくされた白血病のお子さんがいらっしゃいました。本来であれば、その子は夏休みにバスケット夏合宿や、家族といろんな体験をできる年齢です。しかし、薬の副作用が酷かったそうで、体力を失ってしまったそうです。
免疫力が下がってしまったから、会場に入れず、入り口の外で工作をしました。
この時の工作は、ゴブリン博士の粘土工作でした。弱い力でも、握れる感触の軽い粘土。
目や口をつけて、自分のゴブリンを作ります。年齢的には、粘土遊びなんて恥ずかしがるかもしれませんが、
手で何かを作るというのは、没頭する事ができ、笑顔が出るんです。一緒に作れなかったのは、残念でしたが、
こうした丁寧な対応ができるのが、この夏祭りの特徴です。
子どもの、その時に輝く一瞬のために。