さとゆかのさとです。
午前中チャイルドケモハウス、午後はこども病院という日程でなかなかハードでした。
まずは、チャイケモさんでの音楽遊び。「さとゆか」で活動するのは久しぶり。当日キャンセルがあったりして、12歳男児K君ひとりだけということになり、急きょ個人セッション。K君は楽器に興味津々。いろいろな楽器をやりたそうにしています。お母様、スタッフも途中参加の子供達も交えて活動を膨らませました。最後にK君の大好きだという「エリーゼのために」をさとが弾いて終了。その時はじっと聴いてくれました。
昼食後にこども病院へ。病棟二つ回る予定でしたが、そのうち一つの病棟が感染症が蔓延して閉鎖となり、その代り急きょICUでやってほしいとの依頼。一つ目の病棟でいつものように音楽遊びをしたあと、ICUへ移動。入室すると聞こえてくるのは子供の泣き声や機械音。そしてスタッフの緊張感も伝わります。BGMにさとゆかでピアノとバイオリン演奏をしました。どのくらいの音量が最適なのかさぐりながら。部屋に音が流れ出すと泣き声がトーンダウン。ドクター、ナースがのぞいてくださったり、張りつめていた空気も少し緩んだような気がしました。「バイオリンの音が好きなんです!」という親御さんのリクエストに応え、ゆかがベッドサイドでゆったりと演奏。それを聴いてすっと眠りにつく女の子。演奏を聴いて涙を流されるお母様。ICUでの活動は、病棟での音楽遊びとはまた違った体験でした。