2024.07.16
担当:中村理恵
場所:久山療育園 重症児者医療療育センター
初めての活動でした。
ワイワイとしていた会場のみなさんが、ハープの音色が響いたと同じくして、静かに耳を傾けてくださったことに感動しました。
ハープコンソート“オルフェ”のホスピス慰問演奏に際して、ある作曲家の先生が寄せてくださった文に、
「ハープは、もっとも原始的な楽器のひとつです。弓のようなピンと張った弦を、指でそっとはじくだけで「ふるえ」が生まれます。その「ふるえ」は「音」になり、「響き」となって空間に広がっていきますが、実はわたしたちの心の奥深くまで響いてきます。このハープの響きによって、心が少しだけ変容することを原始の人たちは知っていました。(中略)ハープを奏でる人も、その響きを聴く人も、その弦がはじかれて生まれた「ふるえ」によって心がつながります。そして、そのつながりの中で少しだけ世界が違って感じられます。」
というものがあります。
まさに、このような体験をさせていただきました。ありがとうございました。