2025.10.02
担当：satoko（古賀聡子）
場所：千葉県こども病院
ロビーには、千葉芸術祭による、竹のやぐらに色とりどりの布を編み込んだアート展示があり、ピアノはそれを背景にセッティング。美しい色とりどりのロープは、観賞用としてだけでなく、自由に紐を結んだり、垂らしたり、音を鳴らしたりできます。観る人が参加しながら作り上げる現代アートでした。相乗効果で、ロビー全体が華やかで温かい空間となりました。
開催にあたり、事前に確認メールをいただき、いつも現場の医療スタッフの方々が楽しみにしてくれていることが大きな励みとなります。早朝からの移動にも距離をも越える嬉しいワクワク感を与えてくださいます。
ロビーに集まったお子さんたちに楽器に触れてもらい、リズムを取ったり音を鳴らしたり、アイコンタクトを交わしながら「ここは大きく鳴らそう」「終わりの合図だよ」と自然に盛り上がり、親御さんはその姿を笑顔で見守り、動画を撮影される方も多くいらっしゃいました。
終演後には「もう終わっちゃうの？」と涙を流すお子さんもおり、印象深いです。
終わった後も、看護師さんと喜びや感動を振り返りながら、終わった後にロビーに漂うあったかみ、「音楽空間」まで評価していただきました。繊細で、かけがえのない瞬間のひとつひとつ。また、次も楽しみだなぁと病院を後にしました。
色々な嬉しい気持ちは、身体も軽くしてくれます。
お天気もよかったので鎌取駅まで歩いて、帰路につきました。
