ピアノコンサート

2025.01.16

担当:satoko(古賀聡子)

場所:千葉県こども病院

7階のステーション前の廊下は、演奏をきくだけでなく参加型に切り替えて、簡単なリズムやツリーチャイムを鳴らす、布を使った遊びを取り⼊れるなど、⼦どもたちが楽しめる⼯夫を凝らし、ピアノの連弾体験もしました。

コンサートに集中しながら、お⺟さんの好きな⾳楽について話しかけてくれるお⼦さんや、⾯会に来ていた親御さんと質問をしたりしました。

⾳楽の⼒が病院という環境の中でも良い影響を与えられることを実感しました。

もうひとつの病棟⼤部屋でのコンサートは、最初は背中を向けてぐずっていたお⼦さんも、保育⼠さんが途中から⼿を叩いてリズムを取ったり拍⼿をしたりして積極的に参加してくださり、とてもやりやすかったです。

ある⼥の⼦はブロック遊びをしながらも、⽿を傾け、次第に⽬を輝かせ、笑顔を⾒せてくれて、じわじわと興味を示してくれました。

活動アシスタントのみゆきさんが、会場内を動き回りながら積極的に⼦どもたちと接してくれたので盛り上がりました。

⾯会の親御さんも、⼀⻫にプレイルーム前の廊下に集まり、私たちを待っていて⼤歓迎してくれました。予想を超えた歓迎に嬉しくなりました。子どもさんたちの交流を深める場ともなり、⾃由に参加できるように⼯夫したことがよかったのだと思います。親⼦で⾳楽の話を共有する時間を作れたことも良かったと思いました。

病院スタッフの⼤澤さん、⻫藤さんには楽器の準備や⼦どもたちのサポートなど、多⼤なご協⼒をいただきました。⼼より感謝申し上げます。

クリスマスピアノコンサート

2024.12.05

担当:satoko

場所:千葉県こども病院ロビー

ロビーは、クリスマスの飾り付けも進む中、20分間の演奏を2回行いました。今日の来院患者数は300名とのことでした。活動アシスタントのみゆきさんが、マイクで「これから始めます」のアナウンス後は、全てピアノの音のみでの進行で、言葉も説明もなくても盛り上がってよかったです。

私のコンセプトは、ピアノの音だけで、ディズニーのパレードを見ているようなワクワクする感じ、または、フロアの片隅にDJがいて、パーティをさりげなく盛り上げているようなイメージです。曲間もノンストップで繋ぎ、時にはいったん閉めたりして、次にどんな曲が展開されるのか、テンポやリズムもその場の雰囲気で決めます。

始まると徐々に人が増えて、ロビー空間のあちらこちらで、手拍子でリズムをとったり、身体をゆらしたり、手を叩いたり、自然に思いのままに自由にしている親子が目に映ります。みゆきさんも、スレイベルやタンバリンを持って動いてくださりました。全体的に熱気がありました。なのでお祭りみたいに、ダイナミクスも大きめに。調子に乗って16分音符連打のスタンディングへ、手が痛いのも忘れて楽しかったです。

マスクをしているにも関わらず、スタッフは、私の顔の異変にいち早く気がついてくださり、合間には、怪我で痛めている手のアイシングをしてくださったりと、優しい気遣いに、心底ありがたかったです。チームワークが良くて、終わってからも、控え室でスタッフの方との短い振り返りも充実してます。細かく曲の繋ぎ、イントロやアレンジの良さを指摘していただいたり、涙が出てきたと言われて、とても嬉しかったです。

千葉大好き記念日コンサートとなりました。