2024.07.16
担当:Satoko(古賀聡子)
場所:千葉県こども病院
病棟プレイルームで、2部制のピアノコンサートを実施しました。
コロナ後、直接の訪問を再開できたことがとても嬉しいです。
日々忙しく、いろいろなことが起きては記憶から消えようとしていく中で、「今、この瞬間」という体験を、音楽を通してお互いに「感じ合える」ということは、なかなか言葉にし難いものですが、素晴らしいことだと思いました。そして、久しぶりにリアルの良さを味わうことができました。
病院の医師や看護師さんも心待ちにしておられたようで、廊下でたくさん立ち見をされており、第2部では親御さんも見守っておられました。
これから演奏する曲目を伝えると、「!」という心の声だったり、その曲について、とっさに反応してくれたり、途中で手をたたいたり、終わってから演奏した曲目を全て指折りしながら教えてくれたり。あまりおしゃべりはできなくても、しっかりとコミュニケートできる方法をたくさん得たので、たとえ言葉を介さずとも、お子さんの自主性を生かしたコンサート作りへの工夫をしたいと思います。
これから定期的に通わせていただきながら、お子さんやその親御さん、病院のスタッフの方々と一緒に楽しいひと時を送りたいと思います。
代表の松本さんにも同行していただき、車での送迎もしてくださったバルーンアーティストの北畠さんにもがっつりサポートしていただき心強かったです。また次回もお世話になります。