こんにちは。認定NPO法人スマイリングホスピタルジャパン(SHJ)代表の松本恵里です。
「SHJ子どもとアート研究会」は、アートのチカラを信じる人々が集まって、入院中の子どもをアートで元気に、心豊かにする方法を研究・企画・実行する、ゆるくオープンなコミュニティです。
新型コロナウイルス感染が世界的に広がり、その勢いが続く中、社会は以前と全く同じに戻るとは思えません。病院を訪問してアートを通して子どもと交流するSHJの活動は、理念はそのままに形を変えていく必要に迫られています。
多種多様な方が集まり、病院の子どもとアートについて共に学び、共に考えることで、新しい発想で子どもたちの「夢中になれる時間」を届けましょう。
あなたが今までお仕事や遊びを通じて培ってきた知見を、ぜひお貸しいただきたいです。
アートや患児と直接関係ない分野でも、大変貴重な視点になります。
SHJの活動に共感いただける方、できる範囲でSHJの活動をサポートしたいと思ってくださる方、アートで人は元気になれるという信念に共鳴してくださる方、「SHJ子どもとアート研究会」で一緒に子どもたちを応援しましょう。
▼重要なお知らせ▼
SHJ子どもとアート研究会は、2021年6月より、コロナ禍での新たな活動形態の模索を主な目的として活動して参りました。その中でオンライン訪問などの新しい形を作ることができ、また病院への直接訪問の機会が戻ってくるなど、研究会の目的を達成したため、研究会の活動を終了いたします。ともに研究会で活動してくださった方に感謝申し上げます。
これからのSHJの子ども支援は変わらず続きます。
これからの入会をお考えだった方は、ボランティア・アーティスト参加・ご寄付などの形での支援を頂けますと幸いです。
SHJとは
スマイリングホスピタルジャパン(SHJ)は、私松本恵里が2012年に立ち上げたNPO団体で、アアーティストが定期的に病院や施設を定期的に訪問して参加型アートを届ける活動をしています。
アーティストが病室に入るための抗体検査、アーティストへの謝金、旅費交通費など、多くの費用がかかる活動を9年も続けて続けてこられたのは、
「アートは心を豊かにする」「喜びは治療の一環である」という私達の信念に共感し、アートの素晴らしさと治療への効果を信じ、サポートしてくださっている企業・個人の皆様のおかげです。
活動の必要性
病院の子どもたちの生活
長期入院する子どもの日常は、病室と診察室、プレイルームのある病棟のなかだけ。治療のめにやりたいことも我慢しなくてはなりません。痛みや不安や恐怖、そして孤独、社会からの疎外感。きょうだいや、入院前に通っていた学校の友達に会えない寂しさを抱えながら生活します。
一方で、彼らはただ弱々しく横になっているのではありません。体調の良い時は、病棟内の友達とゲームをしたりおやつを食べたり、喧嘩もします。院内学級での勉強も一生懸命、病室ではきちんと宿題をします。
病院生活で子どもたちが前向きになる瞬間
さらに私は、院内学級で子どもたちと時間を共にするなかで、あることを発見しました。
日々治療に向き合う彼らは、不安そうな表情をしていることが多いのですが、そんな表情が消えて心の底から楽しそうに笑っているときがあるのです。なにかをつくっているとき、歌っているとき、自分から進んでなにかに夢中で取り組んでいるとき。
そんなときは、我慢しなければならない今の状況や未来への不安からも解放されて、自分の好きなことで自分をいっぱいにしているように見えました。「夢中になれる時間」が長期入院する子どもたちにとって大切な時間であり、アートにはその大きな可能性があると気づかされたのです。
SHJが信じる「アートのチカラ」
SHJの「アート」の定義
「アート」と聞くと美術館や劇場にある作品を想像するかもしれませんが、私たちはアートを主体的、創造的に自分の手でつくり上げていくものととらえています。
いわゆる美術だけでなく、音楽・お笑い・漫画・手芸など、想像力に関わる全てのことをアートと定義しています。
活動では、子どもとアーティストが一緒に楽器を演奏したり、お話をつくったり、大道芸の技に挑戦したりします。感性を呼び覚ますような驚きやわくわく、「やりたい!」という気持ちを子どもたちが持てるようにして、さらに実際にやってみること。そうすることで、「夢中になれる時間」を生み出しているのです。
この「夢中になれる時間」が子どもの感覚を育て、創造性を呼び覚まし、前向きに治療に向き合い、さらに退院後の人生に大きな影響をもたらすと私達は信じています。
病があっても子どもは成長する
子どもは病いや障がいがあっても成長していきます。
アートを媒介としたアーティストのファシリテーションにより受け身の多い闘病生活に主体性が生まれることで自己肯定感を持つことができます。
我慢ばかりの中、自分らしく自分を表現し自信を持つことができます。
退院したその後の人生に置いて、辛い闘病生活をアートを通して前向きに乗り越えることができた経験は大きな生きる力になります。
これが、SHJが信じるアートのチカラです。
「SHJ子どもとアート研究会」が目指すもの
この研究会コミュニティを立ち上げるにあたって、多様な参加者の皆様と一緒に目指したいものがあります。
それは、共に学び、共に考え、共に行動することです。
今までのSHJの活動は少ないスタッフであれこれ考えて動いていました。また、活動に共感いただいている皆様ができることは寄付に限られていました。
しかし、スタッフだけでの企画活動に限界を感じていること、また応援してくださる皆様と交流する中で「本腰入れて手伝うことはできないけど、少しでもいいなら力になりたい!」という方が多くいらっしゃる事に気づきました。
それなら、スタッフ | サポーターという垣根を超えて、皆で集まれば今までにない動きができるかもしれない、とこの研究会を立ち上げることにしました。
それぞれが、無理せずできる範囲で、学んだり考えたりアクションする、文字通り「ゆるい」研究会です。
ガッツリ関わりたい!という方から、SHJの活動についてより深く知りたいという方まで、それぞれの関わり方で子どもたちを一緒に応援しましょう。
「SHJ子どもとアート研究会」の活動内容
SHJ子どもとアート研究会の活動内容をご紹介します。
この研究会は、下記の4つのコンテンツで構成されています。
学び部会:共に学ぶこと
病院の子どもたちの実際について、SHJスタッフからメンバーにお伝えすると共に、参加者の皆様からも事例やご意見を共有いただき、皆で学びと理解を深めましょう。
病院の子どもたちの生活やその後の人生について
アーティストが病院でどのように「夢中になれる時間」を作ってきたのか
患児の家族・医師・看護師など身近な方の思い
コロナ禍における子どもたちの病院生活の現状
限定されたグループだからできる「一歩深い」活動報告
など
SHJスタッフやアーティスト、医師・看護師によるシェアや、ゲストとの対談などを学びの材料として提供する予定です。
アイディア部会:共に考えること
病院の中の子どもたちにどうやってアートを届けるか、どうやって夢中になれる時間を生み出すか、を参加者全員で考えましょう。
現在参加者の中には、SHJスタッフ、SHJ登録アーティスト、医師、看護師、理学療法士など病院の子どもたちに直接関わる方に加え、会社員・学生・未登録アーティスト・フリーランサーなど、多様な方がいらっしゃいます。
コロナ禍で病院訪問が難しい今、どうやってアートを届けるか?活動がなくても子どもがアートでわくわくできる時間をどうやって作るか?
今年春にオープンしたSHJアート&学びサポートセンターのスペースを活用して何ができるだろう?
こんな企画やったら面白いんじゃないか!
SHJスタッフから皆様へのお悩み相談(資金調達・組織管理・広報など、全般困ってます!笑)
など
各々の人生経験に基づいた多様な価値観や意見が素晴らしいアイディアにつながっています。
SHJとしても初めての試みなので、正直手探りです!皆様からもこういうやり方がいいんじゃないか、といったご意見があれば大歓迎です。
アクション部会:共に行動すること
研究会で出た素晴らしいアイディアを企画にして実現させましょう!
SHJスタッフが一緒に入って、アクションをバックアップします。
参加者同士でつながること
子どもとアートという軸に集まったご縁も繋げられればと思っております。
コミュニティ参加者同士の交流はもちろん自由ですし、ご自身の活動の宣伝・告知などがあれば、コミュニティ内の告知版に投稿していただいてOKです!
参加費の使いみちについて
皆様からいただく参加費は、以下の使途で使わせていただきます。
- コミュニティ運営費
コミュニティ内で出たアイディアを実行する際の資金源やコミュニティ運営費用
- SHJの活動費
活動を維持するための費用に充てます。
費用例)- アーティスト・ボランティアの抗体検査費用
- アーティストへの謝金
- 永福町学びサポートセンター運営費
参加までの流れ
参加までの流れは至ってシンプルです。
- 参加申込
SHJ子どもとアート研究会の参加申込ページで、お名前・メールアドレスなどの必要事項をご記入・ご提出ください。 - 参加費のお支払い
参加申込後、月額参加費のお支払ページへと画面が移ります。
PayPalを通じて、月額参加費のお支払いをしていただきます。
PayPalアカウントをお持ちの方はPayPal残高・クレジットカードなどPayPalが対応している方法でおしはらいただけます。
アカウントをお持ちでない方も、クレジットカードがあればPayPalへ登録せずにお支払いいただけるので、とてもシンプルです。
月額参加費は、コミュニティを退会するまで、毎月自動で引き落とされます。
お支払ページへの遷移前にページを閉じてしまった方は、SHJからの参加確認メールをご確認ください。
メールの中にお支払ページへのリンクがありますので、そちらをクリックしてお支払いページへどうぞ。 - 限定Facebookグループへの参加のご案内
お支払い確認後、SHJよりお知らせメールをお送りします。
メールの中にFacebookグループ「SHJ子どもとアート研究会」へのリンクが記載されていますので、そちらをクリックして、Facebookグループのページへどうぞ。 - 限定Facebookグループへの参加
Facebookグループ「SHJ子どもとアート研究会」へご参加ください。
よくあるご質問
可能です。変更をご希望される場合はinfo@smilinghpj.orgまでご連絡ください。
コミュニティ主催者について
コミュニティオーナー
松本恵里
認定NPO法人スマイリングホスピタルジャパン代表理事。
外資系銀行勤務ののち、子育て中に教員免許取得。2005年東京大学医学部附属病院内、都立北特別支援学校院内学級英語教員、09年国立成育医療センター内都立光明特別支援学校院内学級同教員に着任。病院の子どもたちと過ごした経験をもとに、12年、病いや障がいと闘う子どもたちをアートで支援する団体、NPO法人スマイリングホスピタルジャパンを設立。
コミュニティファシリテーター
大崎健太朗
SHJ正会員。
東京出身、早稲田大学卒業。米国ロサンゼルスにて3年勤務後、日本に帰国し、インバウンド観光事業を起業。アメリカで出会った素潜りの世界が忘れられず、2020年長崎県・五島列島に移住。現在は自然体験イベント主催、映像制作、鮮魚卸、翻訳、マーケティング支援など、西の端の離島から様々な事業を展開中。
SHJ立ち上げ当初から活動に賛同しており、研究会ではFacebookグループのファシリテーターを務める。
会規約
- コミュニティ「SHJ子どもとアート研究会」では、Facebookグループを利用します。Facebookアカウントが必要となりますので、お申し込みの前にご登録ください。
- Facebookアカウントについて、実名登録でない、プロフィール写真がないなど、アカウントにスパムの可能性があると判断した場合は、入会をお断りさせていただく場合があります。
普段Facebookを使わない方も、実名での登録とプロフィール写真の設定をお願いいたします。 - お申し込み後にメールが届きますので、そちらをご確認の上、Facebookグループへの申請を行ってください。通常すぐにグループの承認をいたしますが、数日お時間をいただく場合があります。
- 事務局からのメールが受信拒否されたり、迷惑メールフォルダに振り分けられたりすることがありますので、メールが届かない場合、ご確認をお願いします(info@smilinghpj.orgのドメイン指定受信設定をお願いします)。
- 迷惑メールフォルダ等にも受信がない場合は、お手数ですがinfo@smilinghpj.orgまでご連絡ください。
- 決済は毎月にご登録いただいたクレジットカードでの決済となります。
- 月末と月初にお問い合わせが集中することが予想されます。その場合は対応が遅れることもございますので、あらかじめご了承ください。
- グループ内の内容は秘密厳守でお願いします。サロン外への口外、SNSやその他メディア・媒体への転載は禁止します。
- 様々な職業・年齢・バックグラウンドをお持ちの方が参加されます。意見の食い違いなどがあってもお互いの考えを尊重し、建設的な議論ができるように心がけてください。
- 運営および他の参加者への迷惑行為、いやがらせ、ストーカー行為、強引な営業・勧誘行為等は一切禁止します。秩序を大きく乱す行為があった場合は強制退会の対応をいたします。
その他、詳細な規約については利用規約を参照してください。