Saturday 5 Dec 2020(FK)

目と手の協応/視線入力/文字

担当:松本

■目と手の協応1

・視線入力を立ち上げている間にボコボコタッパー、ボコボコタッパーミニ、スライディングブロック取り組みました。ボコボコタッパーは、一気にチェーンを引っ張った後、最後の引き抜きは少し時間をかけて抜き切りました。左右両方の手で取り組みました。ボコボコタッパーミニも同様に、抜ききる手前で止めて時間をかけてゆっくり抜いていました。スライディングブロックは、上下左右とも比較的すぐに手が動いていました。これも両手ともに行いました。

■視線入力

・前回同様ぷよぷよ風船割りでウォーミングアップして、射的のアセスメントモードで動画鑑賞を行いました。

・風船割りでシングルモードで2、3回行ってもなかなか画面全体に視線が広がらなかったので、ランダムモードに切り替えました。多少割る数は増えたものの視線は広がらなかったです。

その間、画面角度を調整しようと視線入力装置の画面を見ると2つの目がど真ん中に捉えられていました。

・射的のアセスメントモードで動画鑑賞に切り替えました。前回の宿題である好きなアイドルの写真が背景整理された画面で提示されながら音楽が鳴るようなビデオを作り試しました。音楽にはすぐ反応して声を出してくれました。視線の方は画面下から中々動かない状態が続きました。

■目と手の協応2

・視線入力にあまり気が乗らなかった様子でしたので、目と手の協応課題に移りました。

・まず鉄球落としでヲーミングアップしました。面に手を滑らせ玉を落としていました。全て直線配列で3個穴まで取り組みましたがよく手が動いていました。

・前回同様、大きめの円柱の積み上げ課題を行いました。提示された筒に円柱が何個重ねられるかを質問しながら進めました。「1個?2個?3個?」という問いかけにじっと考えている様子で、まばたきや声で、自分の答えを伝えてくれました。はめる時の手の動きはとても良かったです。

・次に、同じ円柱で横一列の穴にはめる課題を行いました。「パッと見いくつ?残りいくつ?」の質問にやはりじっくり考えてまばたきや声で答えてくれました。

■凸文字なぞり

・どの行をなぞるか決めるために凸文字の「あ か さ・・・」表を一緒に触っていくと、「ま」「わ」のところで指を下に摩り下ろす動きでなぞりたい行を伝えてくれました。文字なぞりの時には、表情が変わり、目を大きく開けて書見台に提示された文字に注目していました。文字学習への情熱が毎回伝わってきます。素晴らしい!

■次回活動

2021年2月13日11:00〜